ヘアフィラー療法

ヘアフィラー療法とは?

世界で最初の毛髪用注入材で、髪の再成長、頭皮の再構築のための革新的なペプチド整合体によって開発されました。
男性・女性の脱毛疾患の方や、全体的に毛髪が少なく薄毛の方に、適した増毛・発毛療法です。

このような方におすすめです。

  • 髪にハリやコシがなくなってきたと感じる方
  • 抜け毛が多くボリュームがなくなってきた方
  • 白髪が増えてきた方
  • 髪の1本1本が細くなってきた方
  • プロペシアやザガーロなどの飲み薬での薄毛治療に抵抗がある方
  • カツラやウィッグではなく自分の髪を増やしたい方

Dr.CYJヘアーフィラーとは

韓国のCAREGEN社のCEOであり、創立は2001年。
従業員数:110名のうち、研究員:58名で、成長因子、バイオミメティックペプチドベースの製品を取り扱っています。業界最大のペプチド(407)と、コアバイオテクノロジーの保持、122の特許を取得したペプチドを開発しておられます。

ハイブリッドペプチドとは

韓国:CAREGEN社が有するペプチドをCOMPOUNDする技術により、生産された全く新しい機能を有するペプチドです。(世界で122の特許を取得、日本国内でも14の特許を取得)
標的となる細胞表皮受容体への結合により、ターゲットとなる細胞への細胞内反応を促します。
CAREGEN社が開発したHairFillerに含まれるハイブリットペプチドは以下です。

オリゴペプチド-54(CG-Nokkin)

効果

脱毛因子の阻害

BMPR1bレセプターとBMP4,TGF-β1の結合を阻害する。
薄毛の原因となり発毛を抑制するタンパク質DKK-1を減少させる。

デカペプチド-10(CG-Keramin2)

※只今準備中です。

オクタペプチド-11(CG-Seperin)

※只今準備中です。

オクタペプチド-2(Prohairin β4)

効果

活性酸素による毛包・毛乳頭のアポトーシスの抑制、血管新生、血流改善

紫外線やストレスなどにより発生したROS(Reactive Oxygen Species)によって毛包・毛乳頭がアポトーシスされてしまうのを阻害する。
また、CG-Seperinは血管を新生するシグナルを発し、血管新生、血流を改善させる。

デカペプチド-28(CG-Rehairin)

※只今準備中です。

オリゴペプチド-71(CG-Edrin)

※只今準備中です。

デカペプチド-18(CG-WINT)

効果

毛包形成に必要なプラコードの形成を誘発(第1真皮シグナル)、活性カテニンとShh(Sonic hedgehog)を通じて毛乳頭形成を促進(真皮第2シグナルの誘発)

Wintシグナル伝達経路を通じて、β-Cateninを誘導β-Cateninはプラコードの形成を指示。
また、shhはプラコードを活性化し毛包・毛乳頭の形成を促進する。

Wint伝達経路

Wintが作用するレセプターであるFrizzledとLRPから下流にシグナルが伝達され、GSK-3の作用(β-cateninのリン酸化)が制御される。その結果、β-Cateninは分解されずに細胞質に蓄積され核内に移行し転写因子であるLef1/TCFと結合し標的遺伝子の発現を促進する。

ハイブリッドペプチド

治療方法

特許取得済みのペプチド整合体のヘアフィラーを、頭部に注射器で注入します。2週間ごとに4回の施術を行い経過をみます。満足度が高い場合は治療を終え、抜け毛の予防ケアを行います。

治療の痛みや術後の注意事項

ハイブリッドペプチドは、分子量が非常に小さいので注入時の痛みは少ないようです。痛みがご心配な方には、患部を十分に冷却したり、麻酔クリームを使用して注入します。施術後、その日は整髪料などは使用せず、洗髪もぬるま湯で洗い流す程度にしてください。施術後、1週間はカラーやパーマは控えてください。

ヘアフィラー療法の前に

禁忌

以下に該当する患者の治療は避けてください。

  • 子供、妊婦の方。

治療に際して注意を要する方

  • 免疫抑制剤を服用している方。
  • 自己免疫疾患の既往がある方。
  • 糖尿病
  • 急性関節リウマチ
  • 狭心症、および、心内膜炎

考えられる副作用

主な副作用はありませんが、薬剤により頭皮のかゆみなど、治療後数日の間、頭皮に違和感を感じる場合があります。

ヘアフィラー療法による症例

男性の症例

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女性の症例

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よくあるご質問

<併用療法>

痛みはありますか?

HairFillerに含有されているハイブリッドペプチドは、分子量が非常に小さい為、注入時の痛みはかなり少ないです。

<術後のケア>

術後に気をつける事は?

施術当日は、整髪料などは使わず清潔に保つ。施術当日の洗髪は、洗髪料などを用いず流水で洗い流す程度。術後、7日間は毛染め・パーマなどは禁止。

<併用療法>

HairFillerの治療と合わせて、プロペシア・ミノキシジルなどによる併用療法は必要か?

患者の希望があれば、併用療法は可能です。基本的には、HairFillerによる治療のみで効果を確認しています。
HairFiller関連商品のペロバームに含まれる、CGシェブリンはフィナステリドと同じく、テストステロンと5αリラクターゼの結合を阻害する効果を発揮します。フィナステリドの内服、もしくは、ペロバームのホームユースを用いて抜け毛の予防を家庭で行う事は、早く効果を認識し、治療後の経過を維持させることにも有効です。

<効果/維持について>

治療終了後、どのくらい維持されるか?

ア治療終了をした後の薄毛の進行の程度には、個人差があります。もともとAGAの傾向が強い方は、3か月~6か月の経過により再度、抜け毛が増加してくる場合があります。

維持の方法は?

男性、女性ともにテストステロンと5αリラクターゼの結合を阻害し抜け毛の予防に努める必要があります。HairFiller関連商品のペロバームなどでジヒドロテストステロンを抑制する事で維持期間を長期に保つことが可能です。

治療終了後、継続治療の必要性は?

患者の個人差にもよるが、3か月~4か月に一度の間隔でHairFillerによる経過治療が推奨されます。

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